「ザ・ミッシェル・ガン・エレファント」
筆者の(ギター)人生を変えた1枚。
「バードメン」のメロのケツで入るオブリのカッティングに「後頭部から鈍器か何かで殴られたかのような」衝撃を受けた。
別に本作以前に彼らを知らなかったわけでも全然無く、コピーとかもしていたが、本作での
フェンダー系(ザ・ツインだったかな・・)のアンプの独特なハイの無さと驚くほどザラザラとした汚い質感のトーンでのカッテイングの音は「衝撃的としか言いようがなかった」(本作以前のカッティングのトーンはまだ音が「キレイな感じ」であり、本作より後の作品では「どんどんギラついたサウンドに変化」して行ったので「この音」は本作のみだったと思う。。
それまでは赤黒のストラト(別にその後の時期のアベギターのカラーとかは関係なく「たまたま赤黒だった」・・)でなんとかカッティングしていたのだが、本作での衝撃で(それまで一度も持ったことがなかった)テレキャスを持つようになり、さらにはそれ以前のHR基本のプレイスタイルも完全にゼロに戻してギターをギリギリの低さと(左手の指をあまり使わない(動かさない))プレイスタイルに「作り変えた」。
昔一度(ゴールデン初登場だったかな?)「HEYHEYHEY」に出演して「バードメン」を演っているのをビデオに撮り何度もスローやコマ送りにしたりしてカッティングを研究したりもした。
とにかく「爆発力が重要」であり、気合いがないとノリが出ない。結局はその辺のところでテクニックを超越したモノを感じた。
とにかく全曲「捨て曲無し」と私的には思うのだが、あまりにも「パーソナルな感覚」での言い分になってしまうので、、まぁ気が向いたら聴いてみてくだされ。。
#1
ロシアでハスキー、多分犬の事なんだろうとは思うが、歌詞は謎・・とりあえずテンポが速えぇ
#2
ハイ、チャイナ、と吐いちゃいな、中国と2日酔いを掛けているのかは分からない・・
恐ろしくシンプルなブルース進行でコード一発な感じ・・
#3
ジミヘンコード(#9th)絡めたリフと恐ろしくパーカッシブなカッティングが命
ロシアで中国と来て何故かマングース。。
#4
音源で聴くと「非常に遅い」本曲は時代と共にドンドンテンポが速くなっていて体感3倍速くらいかも・・まぁ違和感なく格好良い
#5
コード4つくらいと「オブリのカッティングが命」アベ 氏がまともに本曲のソロを弾いているのを
「見たことがない」大抵はチョーキングしているかギター持ち上げて仁王立ちしている・・。
#6
Am7.D7.G.E7これだけで6分くらい行ってしまう、ダラダラと進行するが、当時のインタビューでチバが「DからGへ代わる時が好き」みたいなこと言っていたような気がするが、なるほど何度も何度も同じ事やっているとこの移行の瞬間は気持ちいい。
#7
短いバージョンなので一瞬ですな
#8
アナログ盤には別バージョンで収録らしいが未聴なためよく分かりません
一言で言うところの「マカロニウエスタン」
#9
カッティング命、間奏の後のオブリが格好良い
#10
チバ世界爆発、単純に良い詩だと思う
#11
「ビートルズを暴れさせた感じ」と誰かが語っていたが、「デイトリッパー」辺りを暴れさせるとこうなりそうな感じはする。
#12
5分過ぎた辺りからが凄まじい、グルーヴが来る。最初は「タルイ出だし」でもそれまでは耐えましょう。
#13
ロングバージョン、やっと歌詞の意味が分かる、しかしこれでもスゲェ短い
~サニー・サイド・リバー~
川の向こうで 煙が揺れる
しわを寄せては 気温が上がる
大したものはないだろうと言う
それでもいいと あの娘は笑う